登山レインジャケット7着を公式の数字でランキング1位は254g・22,000円

公開 2026年10月13日更新 2026年10月13日ランキング公式の出典 10本広告を含みます

ホーム › ランキング › 登山レインジャケット7着を公式の数字でランキング

1位はモンベルのストームクルーザー ジャケット。254g・22,000円で、透湿性40,000g/m²・24hrsに B-1法という測り方まで書いてあります。モンベル以外から選ぶなら、耐水圧も透湿性も測り方つきで公開しているファイントラックのエバーブレスフォトン ジャケット(300g)を2位にしました。

ギアオタクの本命

透湿性の数字は、測り方の名前を先に読む。JIS L 1099 には吸湿剤の違う A-1法と B-1法があり、試験機関カケンが載せている結果の例でも139と428で約3倍の開きがある。
だから私は、50,000と10,000を同じ列に並べて大小を決めることはせず、測り方が公式に書いてあるモデルを上に置く。

この本命の理由を飛ばして、道具を先に見る ↓

この記事の要点

  • 7着のうち、透湿性の測り方を公式ページで読めたのは3着。モンベルの2着が B-1法、ファイントラックが A-1法で、残り4着は測り方が未確認か、数字そのものが無い
  • 1gあたりの値段は、ストームクルーザーの86.6円からクライムライトジャケットの177.5円まで約2倍。いちばん軽い143gのバーサライトは167.8円で、軽さは値段に乗っている
  • 脇の下や背中に換気口があると公式に書いてあるのは4着。1位のストームクルーザーは、公式ページで換気口の記載を読めなかった。ここは微妙な所

透湿性50,000と10,000。5倍の差に見えて、比べられない

ミレーのティフォン50000は透湿性50,000g/m²/24h、ファイントラックのエバーブレスフォトンは10,000g/㎡・24hr。5倍の差に見えますが、測り方を書いているのはファイントラックだけです。同じ物差しとは限りません。

私はこう選びました

私が最初に見たのは、透湿性の数字に測り方が書いてあるかどうかです。書いてあったのは7着のうち3着でした。次に重さと1gあたりの値段を比べ、最後に生地の層と換気口で順位を分けています。
耐水圧は、数字のある6着がすべて15,000mm以上で差が付きにくく、決め手にしていません。

7着の早見表

表は横に動かせます →

順位・モデル重さ公式の値段1gあたりの値段生地の層
1位 モンベル ストームクルーザー254g22,000円86.6円3層(表30デニール)
2位 ファイントラック エバーブレスフォトン300g41,690円139.0円3層(表15デニール)
3位 ミレー ティフォン50000ストレッチ304g35,200円115.8円3層(裏15デニールのニット)
4位 モンベル バーサライト143g24,000円167.8円3層(表7デニール)
5位 ザ・ノース・フェイス クライムライト約285g50,600円177.5円3層(20デニール)
6位 マムート アルト ライト HS355g38,500円108.5円2.5層(表50デニール)
7位 マムート クレーター ライト HS404g59,400円147.0円3層(表75デニール)
2026年10月13日の各公式ページの表示(税込み、ミレーは通常価格)。重さの基準はブランドごとに違い、ミレーとマムートはサイズの記載なし。1gあたりは自分の計算で、公式の値段 ÷ 重さ。

1位はストームクルーザー ジャケットです。モンベル以外から選ぶ人には、2位のエバーブレスフォトン ジャケットを推します。

ファイントラック エバーブレスフォトン ジャケット の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

ファイントラック エバーブレスフォトン ジャケット

楽天市場で見る

透湿性の測り方:A-1法と B-1法は別の試験

透湿性は、生地が24時間に通す水蒸気の重さで、JIS L 1099 という規格で測ります。その中の A-1法は空気のすき間ごしに湿気を吸わせる試験、B-1法は生地を水に触れさせて反対側から強く吸う試験です。
試験機関カケンテストセンターが見本に載せている結果の例でも、A-1法が139g/m²・h、B-1法が428g/m²・hで、約3.1倍開いています。
だから A-1法の10,000と B-1法の40,000は、どちらが上とも言えません。

耐水圧と透湿性を、測り方つきで並べる

表は横に動かせます →

モデル耐水圧透湿性(g/m²・24h)測り方換気口
ストームクルーザー20,000mm以上40,000B-1法(参考値)記載を読めず
エバーブレスフォトン20,000mm10,000A-1法リンクベント
ティフォン50000ストレッチ20,000mm50,000未確認ポケットが兼ねる
バーサライト20,000mm以上50,000B-1法(参考値)記載を読めず
クライムライト記載なし記載なし—両脇の下
アルト ライト HS15,000mm15,000未確認脇の下のジッパー
クレーター ライト HS28,000mmRET<13 m²Pa/W未確認記載を読めず
2026年10月13日の各公式ページの表示。ファイントラックの耐水圧は「JIS L 1092 B法」と書かれています。

クレーター ライトだけ、水蒸気の通しにくさを表す別の単位で、ほかの6着と比べられません。

なぜこの順位なのか

順位モデルこの順位にした理由
1位ストームクルーザー値段も1gあたり86.6円も7着でいちばん低く、透湿性に測り方が付く
2位エバーブレスフォトン耐水圧にも測り方が付くが、1位より46g重く19,690円高い
3位ティフォン50000ストレッチ透湿性の表記は大きいが、測り方が無く2位に届かない
4位バーサライト143gでいちばん軽いが、表地7デニールでポケットが無い
5位クライムライト両脇に換気口があるが、1gあたり177.5円はいちばん高い
6位アルト ライト HS2.5層で355gあり、耐水圧15,000mmは数字のある中でいちばん低い
7位クレーター ライト HS耐水圧はいちばん大きいが、404g・59,400円もいちばん大きい

1位:モンベル ストームクルーザー ジャケット

なぜ本命か:254gと22,000円が同時に出ているモデルは、7着の中にほかにありません。残りの6着は、これより重いか、高いか、その両方です。ここは文句なしに良いです。

気をつける所:脇の下の換気口は、公式ページで読めませんでした。ここは微妙です。買う場所は公式オンラインショップか直営店。値段と軽さを先に見る人に向きます。

2位:ファイントラック エバーブレスフォトン ジャケット

なぜこの順位か:数字が大きく出やすい B-1法ではなく、A-1法の数字を載せている。その書き方を私は買います。背中から袖口へ抜ける換気口「リンクベント」も付きます。

気をつける所:値段は1位の約1.9倍で、手を入れる腰のポケットがありません。モンベル以外から、数字の確かさで選びたい人に向きます。

3位:ミレー ティフォン50000ストレッチ ジャケット

なぜこの順位か:透湿性の表記はバーサライトと並んで7着でいちばん大きく、2位より6,490円安い。ポケットの内側がメッシュで、開けると換気口になります。

ミレー ティフォン 50000 ストレッチ ジャケット の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

ミレー ティフォン 50000 ストレッチ ジャケット

楽天市場で見る

気をつける所:測り方が未確認なので、モンベルの B-1法の50,000と同じ意味かは言えません。2位との重さの差は4g。測り方の表記にこだわらない暑がりの人なら、こちらが2位です。
兄弟モデルとの差は、ティフォン50000のレビューに書いています。

4位:モンベル バーサライト ジャケット

なぜこの順位か:ストームクルーザーより111g軽く、値段の差は2,000円。1g軽くするのに約18円。ほかの5着は1位より重くて高いので、破格です。

気をつける所:表地の糸の太さは1位の4分の1以下で、ポケットもありません。軽さを最優先する人の1着で、岩や枝にこすれる道が多い人には1位を勧めます。

5位:ザ・ノース・フェイス クライムライトジャケット

なぜこの順位か:GORE-TEX の3層に、脇の換気口と止水ファスナーのポケットを付けて、Lサイズで約285g。この重さは軽いです。

気をつける所:耐水圧と透湿性の数字が無いことが、順位を下げました。1位より31g重く、28,600円高い。脇の換気口と、ヘルメットの上からかぶれるフードが要る人に向きます。

ザ・ノース・フェイス クライムライトジャケット の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

ザ・ノース・フェイス クライムライトジャケット

楽天市場で見る

6位:マムート アルト ライト HS フーデッド ジャケット AF

なぜこの順位か:同じマムートのクレーター ライトより20,900円安く、脇の下の換気口と腰のポケット2つが付きます。公式はタウンユースにも対応と書いていて、街でも着る人に向きます。

気をつける所:裏地の布を省いた2.5層なのに、3層の上位5着より重い。ここは微妙です。透湿性の表記も、数字のある中でいちばん低い15,000でした。

楽天で「マムート アルト ライト HS フーデッド ジャケット AF」を探す

7位:マムート クレーター ライト HS フーデッド ジャケット

なぜこの順位か:表地75デニールは、ストームクルーザーの2.5倍。重さと値段より、生地の丈夫さを先に見る人の1着です。

気をつける所:1位より150g重く、37,400円高い。換気用のジッパーも、公式ページで読めませんでした。生地の厚さで並べれば、順位は逆から数えたほうが早くなります。

楽天で「マムート クレーター ライト HS フーデッド ジャケット」を探す

買わなくていい人

  • 3層の1着を持っていて、水をはじかなくなっただけの人。メーカーが案内する手入れが先です。
  • 雪のある時期の上着を探している人。この7着は無雪期用です。
  • パンツを持っていない人。予算は上下の合計で考えます。

よくある質問

透湿性は、何g以上あればいいですか

測り方をそろえないと、線は引けません。カケンテストセンターが挙げる A-1法の目安は125g/m²・h以上で、24時間に直すと3,000gです。

2.5層と3層は、どちらを選べばいいですか

この7着では3層です。2.5層のアルト ライトは、3層のストームクルーザーより101g重い。層の数より、重さを直接見るほうが確かです。

GORE-TEX のモデルに、耐水圧の数字が無いのはなぜですか

理由は公式ページから読めませんでした。同じ GORE-TEX のクレーター ライトは載せているので、ブランドごとに違います。

この記事に出てきた道具

広告・画像:楽天市場

出典

あわせて読む